【マルシェで集客にお悩みの方へ】コピーライターが考える、素通りさせない方法。

商品との関係性をリブランディングする。

桜も満開。爽やかに晴れた休日は、お出かけしたくなります。
イベント会場はもちろん、あちこちの広場ではマルシェが開催されています。
そんなマルシェ出店者のお悩みのひとつが、商品の魅力をもっと強く伝えたい、こだわりを知って欲しい、などあるかと思います。
今回は、商品と買ってくれそうな人の関係性をもう一度再構築する思考を記したいと思います。

程度の差は在れど、商品には「何らかの作った理由」が在るかと思います。
まずは、その商品をなぜ作ったのか?
作る必然性は、どのようなものか?
その必然性の強度はどれくらいか?
その強度は、買う人にどのような便益や気づきをあたえるのだろうか?

このあたりを、さらりと把握していきます。
把握した事実をもとに、その商品の社会的な位置を考えます。
つまり、現時点で世間での、その商品の扱われ方、認知度などを考えていきます。

すべての思考は「おや?何かな?」を掴みに行きます。

例えありふれた商品であっても。
その商品にしか言えないコトバを、見つけに行きます。言語化していきます。
いろんな観点から考えます。味は普通であっても、その商品の歴史や作った人の背景に、伝えるべき要素がないか?
伝えるべき要素には、今の社会において、何らかのくすぶっている事へのテーゼへとなり得る因子が含まれていないか?
などなど、考えまくります。

たとえば、「美味しい」を力強く伝える言葉は

よく見る「もっと」という言葉よりも「あきらかに」と言い切ってしまうと、他の追随を振り切るくらいの「美味しさ」感が
強く伝わっていきます。
こうなると、なぜそう言えるのだ?
どれほど美味しいのだ?
と思えてきます。

つまり、足を止めて、美味しい理由を探し始めてくれます。

この状態になれば、商品の魅力やこだわりを口頭で伝えたり、試食をしてもらったり、あらかじめパンフなどを作成して
記憶してもらう工夫をしましょう。
もちろん、その作成されるパンフにも、忘れにくいコンテンツと成っていることが望ましいですね。

今お付き合いしているクライアントさまの中には、食品以外の業種もおられます。
詳しくは書き記せませんが、大きなくくりで言うと、「教育関連」と言えます。

つまり、なにかのコンテンツでもって、何かしらの学びを会得してもうような企画を考えています。
さて、その「何かしらのまなび」とはどういったものか。

次回、この続きを書き記します。