【子供たちの知的好奇心を刺激する】マルシェの企画を考える。

見て、感じて、言葉にしてみる。

対話型鑑賞とか、VTS(ビジュアル シンキング ストラテジー)など、大人向けの観察力や洞察力を育成するプログラムがありますね。
今回は、それを応用した、小学低学年とその保護者を対象とした、企画案を記したいと思います。

犬と対峙しているお姉さん。
いろいろ考えられますが、犬も口角がちょっと上がって、嬉しそうな印象を受けます。
お姉さんも同じように、口角が上っていて、「ヨシヨシ」と撫でていそうな感じですね。

背景がないのですが、おそらくお姉さんが「靴」を履いているので、屋外なのでしょう。
散歩に行く前なのでしょうか。
それにしてはリードがないですね。

お姉さんの服装から、冬ではない、季節が伺えますね。
それも、腕まくりをしています。
初夏あたりでしょうか。

犬も、よく見ると、なんとなく足が短い。
ブルドック系ではない、柴犬でもなさそう、犬の目の上に「斑点」のようなものが見えるので、やっぱり柴犬かもしれません。
犬の種類にそれほど詳しくはないので・・。


観察力・思考力・表現力を育む質問をしてみる

例えば、子供たちへの質問は

・これは、なにかな?
・それって、どんな事をしようとしているのかな?
・なるほど、では、どうしてそう思ったの?

そして、その保護者さんには

・何が描かれてますか?
・それは、どんな意味を持っていますか?
・自分の中に、どのような感情や感覚が生まれましたか?

とうぜん、観察する物は小学低学年でも見れる、理解できそう、身近に在るのも、などになってきますので、質問の仕方も若干は変わってきます。

それでも、親子で同じものを見ているのに、我が子ってこんな風に捉えるんだ。

などの、発見があると思います。
我が子でなくても、グループで参加し、友人のお子さんの表現とか、まったく知らない他人のお子さんの発言など
想定以上の知的な刺激感が得れると思います。

大切なのは、豊かな気づきを体感すること。
自分の中の「軸」を発見する事。
この企画がもたらす体験を、学校でもなく、進学だけの塾でもない、どこかの理解ある塾さんが総合授業の一環として、取り入れてくれたらうれしい、と思います。

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