【集客でお悩みの小さいお店の方へ】確かな効果と、劣化しにくいコンセプト開発を、コピーライター視点でお届けいたします!

何のためのお店か

コンセプトがぼやけてくる。
もしくは、あれもこれも、とやり過ぎて、自分から「伝えるべきこと」を「希釈」してしまったのかもしれません。
これでは、せっかく繰り返し来て下さるお客様も、「なんのお店か分からなくなってきた」となってしまう可能性があります。

お店の価値の再構築をするタイミングだと思います。

再構築する場合は、「今のお店の在り方」をよくよく観察します。
再構築なんて、費用も時間もかかるし、それに見合うリターンが本当にあるのだろうか?
といぶかるオーナーさんは結構多いです。
たしかに、数値情報を基にした改善のほうが、説得力はあります。

がしかし、世界観や物語化まで昇華させることは、できません。
なぜか?
売上分析表には「ひとの感覚」は表記されていないからです。
特に生活者に刺さる表現、つまり意匠性を高めていく手順などは、アナリティクスには記載されていませんし、されていても
それこそ、軽いコメント程度だと思います。

劣化を防ぐ、コンセプトの在り方

どういうことか?
今までも、コンセプトつまり目的はあったはずです。
ただ、日々の業務に時間を取られ、コンセプトに沿わないこともやっていたと思います。

コンセプトを設定したら、勇気を持って、コンセプトに沿わないことは、やらない。

それくらいの、腹落ち感が必要だと思います。
できるなら、毎日、歯を磨くように、自身が掲げたコンセプトを声に出して読むくらい習慣化されてはいかがでしょうか?
企業では、企業理念やスローガン、パーパスなどを壁に貼っていますが、実はあまりお勧めしません。
劣化速度が速くなります。
壁と同化していきます。
いわゆる「いつものオフィスの光景」にしかなりません。

では、どうするか?
プライベートでもいいですし、仕事専用の手帳でもいいです。
なんらかの、手帳が良いです。毎日、表紙をめくる手帳がいいです。
なぜか?
ひとは、仕事と仕事の区切りがあります。仕事とプライベートの区切りもあります。
その、区切る、を利用するのです。
ページをめくると、「あっ」となる習慣を自分で、自分のために用意するのです。

コンセプト再構築では、お客さんの感覚をど真ん中に据えて設計する

その商品を、いったいどういう気持ちでお買い上げになっていたのでしょう。
おいしかったから買った。
かわいいから買った。
珍しいから買った。
など商品そのもののスペック、機能、希少性という理由は、第一義として、在りはします。

でもですよ、お客さんにとって、その商品でしか解決できなかったコトは別に存在すると思います。
その商品でなくても、代替品に近いものは、この商品過多の時代、必ずあると思います。
なのに、なぜ、あなたのお店で、この商品を買って頂いたのか、よくよく考えてみることを強烈お勧めします。


これは、再構築する際の、一番重要なポイントだと思います。
立脚点をはき違えると、構想がずれてきます。

気持ちとか、感覚とか、非常にフワッとした要素ですが、仮説をたてて設計していくことが重要です。
「買う理由」の後ろにある、つまり顕在化されていない、「ほんとのトコロの気持ち」の仮説を立てていきます。

「ほんとのトコロ」には、その人らしさよりも、もっと普遍的な、人間の生理的なもの、根源的なものが存在します。

コピーライターはそこんところを逃しません。
そこまで、どうして?なぜ?を繰り返し、考えて、ようやく仮説ですが、構想ですが、とプレゼンをします。

逆を言えば、そこまでたどり着かないまま、コンセプト再構築を図っても、耐性が薄いため、劣化していきます。
いくら、コピーライターがかっこいい言葉を考えても、すぐに剥がれていきます。

見えにくいものを、必死で考えて、言語化していきます。
そこから、どういう言葉で、どういう意匠表現で、しかも、コンセプトに沿うカタチで表現することが、これからの「在り方」なのか。
そういう思考の手順となります。

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