【相談件数が増える!依頼件数が増える!リフォーム業の営業の方へ】企画提案力で差をつける、その着眼点。

顕在化していない要素を見つける

通常であれば、リフォームをお願いするときは、例えば高齢の両親の為に、手すりを設置するとか、お風呂やキッチンなどの
修理など顕在化した問題を改善する、修理するということですね。

そして、それら改善結果を「こんなに綺麗に使いやすくなりました!」的なビフォーアフター形式で見受けます。
それはそれでいいのですが。
ただこれでは、ほぼ同業他社と同じで、技術的なことを除けば、いわゆるコストパフォーマンスとしか映らないような気がします。
どうしたら、ライバルよりも企画提案力で差を付けれるか?
どうしたら、ちょっと他社より高いけど、やっぱ御社にお願いして良かった、と言ってもらえるか?


お客様とリフォームする家との関係性をリブランディングする。

なんらかの商品ならば、ブランド作りや価値の再構築である、リブランディングの手法が取られ、商品と生活者の関係性を再構築することは、良くありますね。
特に、コモディティ化の時代だからこそ、リブランディングは、価値の麻痺の状況からの脱却、という意味で急がれる解決法だといえます。

でも、なぜ建築であるリフォームにそんな概念を適用するのか?
1000円の商品も、100000円のリフォームも、それを使うのは「ひと」だからです。

商品も建築物も、そこには「ひと」が真ん中に居るからです。
「ひと」の「感覚」に焦点をあてるということです。
バス、キッチンなどハードではなく、「ひとの感覚」をクリエイトしていくような提案内容です。

ひとの営みまでもが、消耗品であってはならない

ティッシュやサランラップなら分かります。
でも、人が暮らす家までもが、消耗品であってはならない、と思うのです。

病気で寝込んだ時。気分がさえない時。みんなでお祝いした時。みんなで美味しものを食べた時。
そこには、「かけがえのない、唯一無二の時間」の連続が、確かにあったわけです。
記憶されている時間ですね。

繰り返しになりますが、顕在化された箇所の修繕は、それ自体は、なるべくコストを掛けずに改修すればいいだけのこと。
ハードの建築物としての、修繕です。
修繕である以上は、技術、部品があれば、あとは安いところに仕事の依頼は流れます。
それでも、単価を安くしても、件数を稼げれば、良いだけのことです。
では、どのような意味や価値があれば、件数が増えるのでしょう。

修繕が終わって、お客様から「ああ、良かった。ありがとう」で終わるのか。
「ああ、良かった。ありがとう。やっぱ、お宅に頼んで正解だった。気分がスッキリしたよ。」とまで言って頂くためには、どうすれば良いのでしょう。

関係を再構築するとは、ユーザーエクスペリエンスの再構築を意味する

修繕箇所ではなく、あくまで「そこで暮らす人」を中心とした内容。
つまり、修繕設計書とか工事計画書ではなく、修繕ご提案書、のようなタイトルで始まる、ナラティブなご提案書をお勧めします。
そこで生活を営む「ひと」と「いえ」の関係性を、因数分解していくような感じです。
平たく言えば、「修繕箇所」以外の「対話」ができる「ご提案書」を作成してみてはいかがでしょうか?ということです。
さらに平たく言えば、物理的な修繕工事の終了後にも、手元に残しておきたい、と思って頂けるような価値を持った提案書。

修繕から始まる、今後の「ひと」と「いえ」の関係を、我が社ではこのような考えで、今後もご対応させて頂くつもりです。ということが伺える提案書。
つまり、個別の世界観が伺えるような、提案書を作成されてはいかがでしょうか。
修繕工事が終わっても、お客様との対話ができるような。
記憶されるような。

そんな企画提案をしているリフォーム事業社を、わたしはまだ知りません。
提案書の在り方を、一緒に考えていきませんか?
ご連絡をお待ち申しております。