語るには、よく観察する
それそのものを、とにかく見る。
頭の中で「それはどういう事か」「なぜそうなのか」を、繰り返し問い続けます。
まだ見えていない「意味」はありそうか?
今の在り方、これからの在り方など、視点を変えてみるとどうなりそうか?
価値の変換はできそうか?
などを前提として、観察します。
たまに、直感めいたものは、浮かぶ時もあります。
それこそ、最初から30秒CMのようなイメージでさえ、浮かぶ時もありますが、その時は、それを否定します。
「直感めいたもの」は信じるに値する原石のようなものですから信じますが、その後浮かんだ、30秒は否定します。
既視感があり、どっかで見た事象へ自ら、近づくような愚かなことですので。
最近はAIアプリのおかげで、だいぶサクッと調べれますね。
調べるのは、だいたい「歴史」「言われ」「語源」など、僕の場合は、「そもそも」関連が多いです。
と同時に、書店に行って、平積みされている本のタイトル、最初の4ページくらいを把握します。
それも、観察です。自分以外のすべてが対象となります。
さて、リフォームにおける世界観の構築とは
リフォーム会社にも、照明や空間のデザイナーさんが居られます。とうぜん、建築士の方も。
私ごときが、入る余地が無いような気がしてなりません。
それでも、照明は照明についてお客様にもたらす便益について語られるものが多いですね。
空間も、主として、空間についてですね。
ではコピーライターが何を書くのか?
仮説ですが、「自分の部屋を持つ事」として、世界観が広がるような文章を書け、と依頼が来たとします。
自分の部屋
ひとと、通じ合う事が難しいと感じている子供たちが年々増えています。
白々しい通じ方は、一応はできているけど、誰かに気を遣った分、その気苦労は増すばかり。
むしろ、通じ合わなくても良い。
通じ合う必要が無い、ということが、どれだけ希少な時間をもたらすでしょうか。
自分と他人との隔たりを感じるようになる年齢。
ひとも事象も、じつはちょっとづつ違うと感じ始める頃。
一番近くにいる家族でさえ、ギクシャクする頃。
自分で、「ジブンの心」をロープで縛っていることが、なかなか理解できない頃。
そんなときに、自分だけの秘密基地から始まり、やがて自分だけのテリトリーである部屋を当てがってもらい、心の解放感を存分に味会う瞬間。
ここまで、救われる空間があるのか、と初めて思う瞬間ですね。
こころを、調律する部屋。
数年先にはやってくるお子様のお部屋、リフォームを前提に一緒にプランニングしていきませんか?

世界観の綴り方のポイント
リフォームは、当たり前ですが、「家」ですね。
建築物としての「家」では、何が行われているのでしょうか。
ここが、冒頭で申しました「まだ見えていない「意味」はありそうか?
今の在り方、これからの在り方など、視点を変えてみるとどうなりそうか?
価値の変換はできそうか?
などを前提として、観察します。」を思い出してください。
家の中では、いろいろしますよね。
いろんなモノもありますよね。
掃除
料理
くつろぐ
寝る
整える
今回、自分の部屋について、書いてみましたが、ポイントは、読み手がそれぞれの「あの頃」を思い出す、ということに焦点を当てて書いてみました。
これをもっと女子寄りに書いてみるとどうなりそうか?
僕には弟しか居ませんので、構想して書くしかないのですが、次回、小学4年生が主人公の物語を書いてみます。
では、犬の散歩の時間です。